十月二十六日は「きしめんの日」
名古屋名物「きしめん」
食欲の秋10月 「きしめん」の特徴であるつ(2)る(6)つる感から 10月26日が「きしめんの日」
「きしめん」の語源は諸説あります
①中国から伝わった麺 チーズーメン「碁子麺」説
江戸時代の「貞丈雑記(ていじょうざっき)」に「碁子麺(キシメン)」が「大きさ碁石のごとし」と紹介されています 「碁子麺(キシメン)」は 生地を薄く伸ばし 竹筒で生地をくり抜き(碁石の形になります)茹でて きな粉をかけて食べるもの これが後に 平たく細長い麺の形になったというもの
②きじめん説
尾張徳川家だけが許される特別な食べ物の一つに雉(きじ)肉を入れた「きじめん」という麺があり ある藩主が「雉の肉の代わりに油揚げを入れれば庶民も食べても良い」としたことから 油揚げを入れたきじめんが「きしめん」の名前で広がったというもの
③紀州麺説
紀州の殿様がお土産に持ってきた麺を 尾張の殿様が「紀州麺」と呼んで喜んだとか、、、それが変化して「きしめん」となったというもの
日本には「うどん」「そうめん」「ひやむぎ」「きしめん」と色々な麺があります
それぞれの麺は 明確に 農林水産省の乾めん類品質表示基で さだめられているそうです
太さが1.7mm以上が「うどん」
太さが1.3mm以上1.7mm未満が「ひやむぎ」
太さが1.3mm未満が「そうめん」
「きしめん」は 幅が4.5mm以上で厚さが2.0mm未満の帯状に成形されたものとされています
「名古屋きしめん」と表記する場合は 幅5.0〜7.0mm 厚さ1.5mm未満とされ より平たい形状になるそうです
これから 温かい麺料理が美味しくなる季節です✨
名古屋を訪れる際には 他の名古屋メシと一緒に 温かくて美味しい「きしめん」も お忘れなく!!
【きしめんのレシピ】
○材料
きしめん…80g
小松菜…1束
油揚げ…1枚
かまぼこ…2枚
小口ねぎ…適量
Aめんつゆ…100ml
A水…300ml
○作り方
①きしめんを表示通り茹でる。
②小松菜はさっと茹で水気を切って3cm程に切る。
③油揚げは油抜きして短冊切りにする。
④鍋にAをひと煮立ちさせ、茹でたきしめんを加えて軽く煮る。
⑤器に④を入れ、小松菜・油揚げ・かまぼこ・小ねぎをのせる。
【使用した商品】
日常茶飯器 一人鍋